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2019マカオGP観戦情報まとめ

さて、随分と更新をサボっていたこのブログ。

今年のマカオGPを現地観戦する事となり、情報整理を兼ねて、記事にまとめようと思い立った。

調べてみるとマカオ関連の情報は旅行記などで結構出て来るが、F1やSF・GTなどのメジャーレースと比べ、充実しているとは言えない。

そこでこのまとめ記事や、また現地から執筆予定のリポート記事が、私のように今年観戦する方のみならず、将来のいつか観戦される方のご参考になれば幸いだ。

マカオGPとは

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/2008_Macau_F3_GP.JPG?uselang=ja
画像情報:WIKIMEDIA COMMONS

今年で66回を迎える、伝統のマカオGP。

マカオグランプリ(Grande Prémio de Macau、澳門格蘭披治大賽車、Macau Grand Prix)は、1954年よりマカオの中心地の公道を使用して開催されている世界的に有名な市街地レースで、毎年11月中旬に開催される。

マカオがポルトガルの海外領土であった1954年に、地元に住むポルトガル人やイギリス人、華僑のモータースポーツ愛好家の手によって始められた。

-Wikipediaより

当初は草レースであったが、現在は複数のカテゴリに分かれ、世界格式のレースが行われている。

特にF3は、世界一決定戦とも言われ、過去に以下のようなドライバーがマカオGPで優勝し、F1へとステップアップ。

  • リカルド・パトレーゼ(77・78年)
  • ロベルト・モレノ(82年)
  • アイルトン・セナ(83年)
  • マウリシオ・グージェルミン(85年)
  • ミハエル・シューマッハ(90年)
  • デビッド・クルサード(91年)
  • ラルフ・シューマッハ(95年)
  • 佐藤琢磨(01年)

’01年の琢磨選手以来、優勝者がF1へというのは(今のところ)ないのだが、現在フェラーリF1で大活躍のシャルル・ルクレール選手(’15年2位)や、レッドブルのアレクサンダー・アルボン選手も、マカオGP経験者。

特に私の世代では、’90マカオGPの、後にF1チャンピオンを争う、ハッキネンとシューマッハの激しいバトルは、鮮烈に印象に残っているのだ。

2019マカオGP レースカテゴリ

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/41/Tom_Coronel_2011_WTCC_Race_of_Japan_%28Race_2%29.jpg
画像情報:WIKIMEDIA COMMONS

さてマカオGPはF3だけでなく、以下のようなレースも同時に楽しめるので美味しい!

  • FIA GT ワールドカップ
  • マカオ GTカップ
  • FIA 世界ツーリングカー・カップ(ギアレース)
  • 2輪レース

違う形の車がいろいろと走るので、レース観戦がはじめて、という方も、海外旅行を兼ねて楽しく観戦出来るだろう。

サーキットに張り付いて全カテゴリ見るのも良し、好きなカテゴリだけ見てあとは観光するのも良し。

2019マカオGP コースレイアウト

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/20/Circuito_da_Guia_GP.svg/1280px-Circuito_da_Guia_GP.svg.png
引用:Wikipedia

マカオGPが行われるギアサーキットは全長6.2kmの市街地コース。

ガードレールとコンクリートウォールに囲まれたコースは、モナコGPの行われるモンテカルロ市街地コース(3.34km)の倍近い長さがあり、F3のマシンで走ると1周2分10秒あまりかかる。

海側の高速セクションと、山側のテクニカルセクションで構成され、かなりの高低差があり、路面もバンピーでセッティングが難しそうだ。

最大の抜きどころは、2kmに渡る長い直線のあとに迎える第一コーナーのリスボアベント。

ここでは2018年に大クラッシュが発生、女性ドライバーの操るダラーラF3が260kmで宙を舞い、コース外の壁に激突したのだが、奇跡的に一命を取り留めた。

有名なメルコヘアピンの180度ターンは、コース幅が狭くクラッシュが発生すると赤旗必至のため、レース中は常にイエローフラッグが振られ、追い越し禁止である。

観戦場所

今回調べてみて初めて分かったのだが、TVで見て迫力のある山側セクションには観戦スタンドがないのだ…

これは非常に残念(山側にも知る人ぞ知る、入り込める場所があるらしいが)。

現地観戦は基本的に海側にある3か所のスタンド(Reservoir Stand、Grand Stand 、Lisboa Bend Stand)に限られている。

2019マカオGP スケジュール

マカオGPは11/14~17の4日間に渡って開催される。

14(木)

全カテゴリのフリー走行と、F3とバイクの予選

15(金)

全カテゴリの予選

16(土)
  • F3予選レース
  • マカオツーリングカー決勝
  • マカオGT・FIAGT合同 予選レース
  • FIAツーリングカー(ギアレース) 第一レース
  • バイクレース決勝
17(日)
  • FIAツーリングカー(ギアレース) 第二・第三レース
  • マカオGT決勝レース
  • FIA GT決勝レース
  • F3決勝レース(15:30~)

詳細なスケジュールは、マカオGP公式サイトをチェック。

2019マカオGP チケット

さて気になるチケットの値段と入手方法について。

公式サイトによれば、木曜と金曜はどこでも$6.5で観戦可能。

土・日はグンと値段が上がり、Reservoir Standが$52、Grand Stand (A) が$77、Lisboa Bend Standが$128となっている。

4日通し券というのはない模様。

予算に限りがある私どもは、金曜から参戦、チケットが安い金曜にLisboa Bend Standで観戦し、土曜はReservoir Stand、F3決勝がある日曜はGrand Stand (A)で見ようかと考えている。

チケットは行った人の観戦記などを見ると、土日のLisboa Bend Standに関しては前売りで入手した方が良さそうだが、それ以外は当日券でだいたい購入可能のようだ。

2019マカオGP 出走ドライバー

この記事執筆現在で、公式サイトのF3エントリーリストは以下のようになっている。

f:id:dinoue10987654321:20191030091937j:plain

2019マカオGP 注目ドライバー

ダニエル・ティクトゥム

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/11/Dan_Ticktum_em_Macau_2018.jpg
画像情報:WIKIMEDIA COMMONS

2017年、2018年とマカオ連覇しているダニエル・ティクトゥムが3連覇をかけて登場。

彼はレッドブルの元育成ドライバー、またF2や日本のスーパーフォーミュラ参戦、F1レッドブルのテスト走行も経験済。

今年のマカオ参戦ドライバー中、最もF1に近い存在と思われる。

ロバート・シュワルツマン

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/dc/ROBERT_SHWARTZMAN_020_%2842500601570%29.jpg/800px-ROBERT_SHWARTZMAN_020_%2842500601570%29.jpg
画像情報:WIKIMEDIA COMMONS

フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に選ばれた初のロシア出身ドライバー。

2019年のFIA F3チャンピオンを既に決めている。

角田裕毅

日本人として2人目となるレッドブル育成ドライバー。

全日本F4チャンピオンを獲得し、今年はFIA F3シリーズに参戦中の19歳。

今のところ今年のマカオF3参戦唯一の日本人ドライバーである。

2019マカオGP TV放映

2019マカオGPは、BSフジとJ SportsがTV中継を予定している。

J SPORTSは土日の生放送、
BSフジは録画で11/30(土)午後2時~放映予定。

BSフジは全国放送・全番組無料の民間衛星放送局なので、BSが入れば無料で観られる。

J SPORTSは有料チャンネルなので契約が必要だ。

次回は2019マカオGP現地観戦記執筆予定

さてフィリピン・セブ在住の私は、11/14(木)に現地へ移動し、15日より観戦予定。

滞在中は余裕があれば、現地からTwitterでの情報発信や、このブログへの観戦記のUPを予定している。

モータースポーツ後進国のフィリピンでは、草レース程度のものしかなく、レース観戦自体本当に久々なので、とても楽しみである!

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